iOS 17.3以降に導入された 「盗難デバイスの保護」 は、万が一iPhoneが盗まれてもApple IDや個人情報を守る強力なセキュリティ機能です。
しかし、この機能をオンにした状態で Face IDやTouch IDが故障 してしまうと、思わぬ落とし穴があります。
✅ 「盗難デバイスの保護」の確認
「設定」→ 「Face IDとパスワードもしくは、Touch IDとパスワード」→ パスコードを入力して → 下にストロークして「盗難デバイスの保護」がオン・オフどちらになってるか確認
意図的に「オン」にしてない場合は「オフ」にしておくとこのようなトラブルは防げます!

盗難デバイスの保護とは?
- Apple IDのパスワード変更や、iCloudからのログアウト、支払い情報の変更など
「セキュリティ上重要な操作」には 必ずFace ID/Touch IDによる生体認証を要求 します。 - パスコードを盗まれただけでは突破できないため、盗難時の被害を大幅に減らせる仕組みです。
生体認証が壊れると起こる問題
1. 重要な操作が一切できない
- Apple IDのパスワード変更
- デバイスの初期化や再設定
- 支払い方法の追加・削除
これらはパスコードだけでは認証できず、生体認証必須。
→ Face ID/Touch IDが壊れていると実質的に操作が「詰む」状態になります。
2. 日常利用はパスコードで代替できるが不便
- ロック解除、Apple Pay利用などはパスコードで対応可能。
- ただし毎回入力が必要になり、利便性が大幅に下がります。
3. 解決方法はAppleサポート経由のみ
- 正規修理店またはAppleサポートにて「生体認証が故障している」と申告し、
本人確認(身分証提示など)を経て初期化や修理を受ける必要があります。 - 非正規店では部品交換で復旧できないケースが多く、本体交換対応になる可能性が高いです。
Face IDは壊れやすいのか?
「盗難デバイスの保護でFace IDが壊れると困る」と聞くと、「そもそもFace IDって壊れやすいの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
実際には 特別に壊れやすいわけではありません。
ただし、以下のようなケースで故障が起きやすいのは事実です。
- 落下や衝撃 → TrueDepthカメラ(赤外線カメラやドットプロジェクター)がズレたり破損する
- 水没や湿気 → 内部のセンサーがダメージを受ける
- 修理作業の影響 → 画面交換やフロントカメラ交換の際、わずかなズレでも機能しなくなることがある
さらにFace IDは基板とペアリングされているため、一度壊れると部品交換では直らないことも多いのです。
Touch IDは壊れやすいのか?
Touch IDも同様に、壊れると厄介な部品です。
- ホームボタン破損(落下や衝撃で割れる)
- 水没故障
- 非正規修理後に機能停止 → Touch IDセンサーは基板とペアリングされているため、部品を交換しても認証機能は復旧しません。
こちらも「直しにくい部品」であるため、壊れると正規修理か本体交換になるケースが多いです。
対策と注意点
- 盗難デバイスの保護をオンにする場合
→ Face IDが正常に動作していることを常に確認しておきましょう。 - もし壊れてしまったら
→ 早めにバックアップを取り、Apple正規店で修理または本体交換を検討してください。
まとめ
盗難デバイスの保護はとても強力な機能ですが、Face IDやTouch IDが壊れた状態ではセキュリティが強すぎて自分自身もロックアウトされる危険があります。
生体認証は決して壊れやすい部品ではありませんが、衝撃や水没、修理の影響で故障することはあります。
便利さと安全性を両立させるためにも、「Face ID/Touch IDの不具合を放置せず、早めに修理すること」が大切です。


